ハワイの特定のサンクリーンの販売禁止が発効
現地時間2021年1月1日(金)に、ハワイの特定のサンクリーン販売禁止が発効します。発効後は、オキシベンゾンとオクチノキサートを含む日焼け止めの"販売"は違法になります。この先、オアフ島ではプラスチック製の器具と容器の禁止が始まります。また措置の第2段階では発泡スチロールが禁止され、2022年に発効されるようです。
カウアイ島では使い捨てプラスチックが
カウアイ島では、すべての郡の施設および施設で使い捨てプラスチックが許可されなくなります。これにはボトル入り飲料水、ストロー、ビニール袋などが含まれます。ゴミ袋などの一部の必需品は除外されるようです。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ(HAWAII NEWS NOW)
オキシベンゾンとオクチノキサートとは?
オキシベンゾンは、紫外線吸収剤および安定剤として日焼け止め、ヘアスプレーなどに使用されています。
オクチノキサートも紫外線吸収剤としてオキシベンゾン同様に日焼け止めに使用されていますが、ともに「サンゴの白化」を引き起こすと懸念されています。
日本で販売している日焼け止めには紫外線吸収剤使用と紫外線散乱剤使用があります。紫外線吸収剤はサンゴにも影響があるように、人の肌にも影響が出ることがあります。敏感肌の方は「紫外線吸収剤不使用」の記載があるものを選ぶほうがよいでしょう。気になる場合はパッケージに記載の成分をよく読んで購入しましょう。