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6月11日はキング・カメハメハ・デー

2022年6月10日

ハワイ王国を統一したカメハメハ王を祝うハワイの祝日6月11日「キング・カメハメハ・デー」
カメハメハ大王を称え、ハワイの伝統的な行事が執り行われます。

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キング・カメハメハ・デーのイベント内容

まずはイベントはいつ、どこで、どのようなことが行われるのでしょうか。
期間中にハワイに滞在するのであれば、イベントを楽しむこともできますし、交通の影響などもありますので、ぜひチェックして行きましょう。

2026年のイベント開催予定日

ハワイ州にはオアフ島、ハワイ島などいくつかの島がありますが、島によって日程が異なります。

オアフ島
カメハメハ1世への追悼式典 6月11日(木)9時~9時30分 アリイオラニ・ハレ
レイ・ドレーピング 6月12日(金)14時30分~17時  アリイオラニ・ハレ
フローラル・パレード 6月13日(土)9~13時 イオラニ宮殿からカピオラニ公園まで
ホオラウレア 6月13日(土)11~17時 カピオラニ公園

カウアイ島 6月13日(土)に開催
フローラル・パレード 9~10時 バイディンハスタジアム
ホオラウレア 10~14時 カウアイ群庁舎

ハワイ島
<コハラ> 6月11日(木)に開催
レイ・ドレーピング 9時00分
フローラル・パレード 9~11時
ホオラウレア 11~16時
<コナ> 6月6日(土)に開催
フローラル・パレード 9~11時30分
ホオラウレア 11時30分~15時 フリヘエ宮殿

マウイ島 6月20日(土)に開催
パウ・パレード 9時45分 ボールドウィン高校からクイーン・カアフマヌ・センター
ホオラウレア 9時00分 クイーン・カアフマヌ・センター

いずれもハワイ時間で表記しています。
イベントの詳細はKing Kamehameha Celebration Commissionをご覧ください。

各イベントの内容

地域によって開催される時間、何を行うかは異なりますが、内容は同じです。

レイ・ドレーピングの内容

レイ・ドレーピングは、「レイ・ドレープ・セレモニー(Lei draping ceremony)」とも言われますが、ホノルルのダウンタウン、アリイオラニ・ハレやハワイ島にあるカメハメハ大王の像に、たくさんの”レイ”を掛けます。
レイと言えばハワイの代名詞に上がるほど、ハワイアンにとっては大切なもの。誕生日や卒業式など特別な日にはレイを贈ります。カメハメハ大王の像は腕を伸ばしていますが、その腕にたくさんのレイがかけられます。


カメハメハ大王像は大きいので高さがあり、長い棒を使って長く編まれたレイを掛けていきます。

フローラル・パレード、パウパレードの内容

花で飾られたフロート、マーチングバンドなどがメイン通りを行進していきます。
フローラルパレードで人気なのが、伝統的でカラフルなドレスを身にまとった女性が馬に乗っているロイヤルパウライダーです。
「パーウー( pā'ū )」とは、ハワイ語で「婦人用のスカート」や「馬に乗る女性が身に着けるスカート」という意味があります。
ドレスのスカートは長いのですが、馬に横座りで乗るのではなく、またがって乗ります。

乗馬をする活発なハワイの王族といえば、カイウラニ王女です。きっとカイウラニ王女もドレスを身に纏いながら、颯爽と馬に乗っていた事でしょう。

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ホオラウレアの内容

「ホオラウレア( Ho'olaulea )」とは、ハワイ語で「祝賀会」や「大規模なパーティー」という意味があり、フラ、ハワイアンミュージック演奏はもちろん、おいしいフード販売などがあります。日本で言うならハワイアンフェスティバルでしょうか。

オアフ島であれば、ホオラウレアはカピオラニ公園で開催される予定ですので、そこに行けばダイアモンドヘッドを眺めながらフラダンスを見たり、おいしいハワイアンフードを楽しめるのではないでしょうか。

2026年のテーマ

このキング・カメハメハ・デーのイベントでは、毎年テーマがあります。
今年は「エ・クー・エ・ホオロリ( E kū, e hoʻololi )」で、直訳すると「立ち上がろう、変えよう」ですが、「 stand upright and change [unpleasant] conditions 」の英文が訳として付けられており、「立ち上がって、(不快な)状況を変えよう」となっています。

カメハメハ大王はハワイを統一した偉大な人物であり、幾多の困難も乗り越えてきたことでしょう。
このテーマには、カメハメハ大王のように立ち上がり、ハワイにとってより良い環境にしていこうという気持ちが込められているのかもしれません。

このようなテーマを意識しながらイベントに参加してみると、違った楽しみ方ができそうですね。

イベントにより道路の通行止めやお店の営業時間変更など、通常とは異なりますので、イベント周辺のエリアにお出かけの際は最新情報をチェックしてお出かけ下さい。

キング・カメハメハ・デーとは

それではそもそもの「キング・カメハメハ・デー」は、誰が何のために作ったのか、イベントに繋がる歴史を紐解きましょう。

キング・カメハメハ・デーが作られた理由

1872年、カメハメハの孫であるカメハメハ5世によって、ハワイ王国を統一したカメハメハ大王の功績を称えるため祝日として制定されました。
カメハメハ5世が統治していた時代は、カメハメハ大王の時代と異なり、国王も憲法に従うよう憲法で制定されていました。国家を強くするには、王の権力がもっと強くなくてはできないと考えていたカメハメハ5世。ハワイの強さの象徴でもあるカメハメハ大王のように自分もなろうという決意があったのかもしれません。

理由がもう一つあった可能性

当時ハワイには別の祝日がありましたが、カメハメハ5世はその祝日をあまり好んではいなかったとか…。
そのため、その祝日をこのキング・カメハメハ・デーに変えたというお話もあります。

キング・カメハメハ・デーは誕生日ではない

キング・カメハメハ・デーは6月11日でハワイでは祝日とされます。
その人物を祝う日なので、何となくその人物の誕生日と思いますが、実はこのキング・カメハメハ・デーはカメハメハ大王の誕生日ではありません。
なぜなら、カメハメハ大王の誕生日は正確な日がわかっていないからです。
それでは6月11日に制定されたのはなぜでしょうか。

崇敬するがゆえに一番遠い日に決定

カメハメハ5世がこのキング・カメハメハ・デーを制定する際、カメハメハ5世の誕生日である12月11日に決めようという案がありました。
しかしながら、偉大なカメハメハ大王を祝う日を自分の誕生日にするのは恐れ多いと思ったカメハメハ5世。自分の誕生日から一番遠い日である6月11日を制定したのです。
威厳ある国王でありながらも、とても謙虚な気持ちによって決められた日なのです。

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主役であるカメハメハ大王はどのような人物か

今でも敬愛されるカメハメハ大王は、私たち日本人でも多くの方がその名前を耳にしたことがあると思います。
ハワイに行けば像があり、ツアーなどでも回りますので、詳しくは知らないけど有名スポットだから写真を撮っておこうと思った方も多いのではないでしょうか。
その偉大なカメハメハ大王はどのような人物だったのか気になりますね。

カメハメハ大王の誕生と名前の由来

誕生については諸説あり、1736~1761年にハワイ島で誕生したとされています。ハワイの伝説では、空に鳥の羽のような光が当たると偉大な人物が誕生するとされており、歴史家はハレー彗星がハワイを通過した1758年がカメハメハ大王が生まれた年と信じているようです。
カメハメハ大王は出生時は「パイエア( Paiea )」という名前でした。その頃、戦いがあり、人里離れたワイピオ渓谷に隠れていました。戦いが終わったのちに「カメハメハ( Kamehameha )」に改名したようです。カメハメハはハワイ語では『 Ka 』と『 mehameha 』に分かれ、『 mehameha 』は「寂しさ」「孤独」の意味があり、「孤独な人」と訳されます。

mahalo
mahalo
せっかくの名前なのに、意味を聞くと少し悲しいわ

伝説的な強さ

戦士として訓練を受けたカメハメハは、2.5トン以上の重さがある石を持ち上げたという言い伝えがあります。その石は現在でもあり、ハワイ島ヒロにあるナハストーンです。重要文化財ではありますが、自由に触ることができます。その石に触れるだけでも、カメハメハ大王のパワーがいただけそうですね。

<ナハストーン>

ハワイ王国の誕生

カメハメハ大王はハワイ島を制圧した後、1795年にマウイ島やオアフ島などを支配下に置き、その後1810年には残っていたカウアイ島とニイハウ島が統治下に入り、ハワイ王国を誕生させました。

ハワイの各島を統治するには多くの戦いがありました。その戦いに勝利し、ハワイ王国を築いたということは強力なマナと呼ばれる力とカリスマ性があり、今なお崇敬される由縁なのでしょう。

以上、ハワイの祝日「キング・カメハメハ・デー」の内容、歴史の背景、人物紹介でした。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
Mahalo piha !! A hui hou !!

参考文献

 矢口祐人「ハワイ王国-カメハメハからクヒオまで」(イカロス出版 2021年)

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