ハワイ旅行

ハワイ旅行で気を付けるべき5つのポイント

ハワイを訪れる際、誰もがワクワクし、いつもより開放的な気持ちになって、ふだんより注意力が落ちていることがあります。そんなときこそ気を付けたいのが旅先でのルールやマナーの順守です。

よりハワイを楽しむために、ハワイへ行く前にルールやマナーをチェック!

気づいたらやってはいけないことしてた・・・となると、そのことに気づいた瞬間、せっかくの旅が台無しになったり、苦い思い出になってしまうことがありますね。そうならないためにも、現地のルールやマナーに従って旅をしましょう。

ウミガメやモンクアザラシなどの野生動物に触らない

2021年5月頃にハワイ、オアフ島を訪れた観光客がモンクアザラシに触れたことで500ドルの罰金を課された事例があります。
SNSが普及している現在、多くの人の目を引く写真や動画を投稿したいとは思いますが、ルールなどを守った状態であることが前提です。
ハワイでは、ウミガメやモンクアザラシなどの野生動物がビーチにいることがありますが、ウミガメ、モンクアザラシ、イルカ、クジラは州法および連邦法で保護されています。
これらの野生動物を見かけたら、次のことに注意して、温かく見守りましょう。

見かけたときは
・カメラのズームを活用して、遠くから見る、撮影する
・触れたり、追いかけたり、餌を与えたりしない
・イルカやクジラはボートや海岸からを眺める

各動物との距離
動物により距離が異なります。それぞれ最低でも以下の距離を離れてください。

ウミガメ
少なくとも10フィート(3メートル)

モンクアザラシ
少なくとも50フィート(15メートル)
親子の場合は、少なくとも150フィート(約45メートル)

<参考>距離の測り方(50フィート)
(1)親指を立てて、腕を正面に伸ばす
(2)モンクアザラシの視線で親指を地面と平行にする
(3)上記の状態で見て、親指がモンクアザラシを隠していたらOK

イルカ
少なくとも50ヤード(45メートル)

クジラ
少なくとも100ヤード(90メートル)

参考:NOAA Fisheries

サンゴにやさしい日焼け止めを使用する

2021年、ハワイではオキシベンゾンとオクチノキサートを含む日焼け止めの販売を禁止しています。
これらの化学物質は海洋生物に有害であり、サンゴの白化を引き起こす原因となっています。現在、サンゴ礁は30~50年で絶滅すると考えられており、大変深刻な問題です。
日本から日焼け止めを持っていく場合は、上記の化学物質が入っている場合があります。海に入る場合は、現地で購入した日焼け止めを使うことをオススメします。現地の日焼け止めはフラガールがイラストに使われているなど、ハワイアンなパッケージがありますので、記念にもなります。
オススメは、コクアサンケア(Kokua Sun Care)の日焼け止め。Down to Earthなどで購入できます。

Kokua Sun Care 公式サイト

ハイキングに行く際は時間に余裕をもって

ダイアモンドヘッド、ココクレータートレイルなど、オアフ島には魅力的なハイキングコースがたくさんあります。ただご自身が思っているよりも時間がかかる可能性があります。時間には余裕をもって出かけてください。
ハイキングに出かけるのは午前中をオススメします。
その日の天候やご自身の体調により、思うようなハイキングができないことがあります。ダイアモンドヘッドなどはよほど問題ないと思いますが、上級者レベルのハイキングコースを目指す場合は十分に注意してください。

ハイキングに出かける際の注意事項
・登り始めてから降りてくるまでの時間を自分が思う1.5倍程度の時間を見込む
・出かける際は複数人で。一人の場合は誰かに伝えてから出かける
・現地のルールに則って。「KAPU」はハワイ語で「禁止」
・もしも道に迷ったら、わかるなら元来た道を引き返す
・戻る道がわからない場合は「911」にコールし助けを求める

安全なハイキングを楽しむために
・淡水の池や小川から水を飲まない
・切り込みのある小川や池には立ち入らない
・興味本位で道を外れない
・標識に従って行動する
・十分な水、食べ物、日焼け止めを持っていく
・軽いレインコート、虫よけを持参 ※特に渓谷に行く場合
・場所にあった装いをする ※必要に応じで長ズボンなどを着用

溶岩を持ち帰らない

ハワイ島を訪れると溶岩を間近に見ることができます。ただ、物珍しさに溶岩を持ち帰ってはいけません。それはハワイの自然が生み出したものであり、ハワイの資産です。
ハワイでは火山の女神ペレが崇拝されており、溶岩はその崇拝される女神ペレが生み出したものとされます。それを勝手に持ち帰ることは、ハワイアンの中には「災いが起きる」とみる方もいらっしゃいます。
日本でも神社仏閣の石などを持ち帰ってはいけません。まさにそれと同じ。日本でもハワイでも同じなのです。溶岩に限らずですが、自然のものだからもらっていっていいということはありません。その土地のものですから、そこで出会えたことに感謝して、その場で楽しむだけにしましょう。

ハワイの文化・歴史に敬意を払う

日本の文化、これまでの歴史があるように、ハワイにはハワイの文化・歴史があります。日本人である私たちと異なることが多くありますが、違うからといってあざ笑ったり、バカにしているととれる行動はやめましょう。
外国の方に日本の伝統文化をひやかされたら、日本の歴史的建造物を傷つけられたら、自分に直接関係なくても嫌な気持ちになります。
その土地にはその土地の文化や歴史があり、異なることは新たな発見として捉え、それまでの工程や歴史に興味を持って接しましょう。

参考:khon2

まとめ

最後に今回ご紹介した5つのポイント振り返りましょう。

  1. ウミガメやモンクアザラシなどの野生動物に触らない
  2. サンゴにやさしい日焼け止めを使用する
  3. ハイキングに行く際は時間に余裕をもって
  4. 溶岩を持ち帰らない
  5. ハワイの文化・歴史に敬意を払う

ハワイは多くの方に愛され、日本からも多くの方が渡航されます。ハワイでお世話になる、楽しい思い出を作らせてもらうので、その土地、住む人を大切にする気持ちをもって、楽しい旅行にしてくださいね。
Mahalo♪

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・ハワイ州が虹の州と言われるその理由
・温暖化による影響でサンゴ礁が絶滅してしまう危機に直面
・サンゴを守るために特定の日焼け止めの販売を禁止

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