ギネス認定のスパムむすびは628ポンド
”スパムむすび”といえばハワイ名物のひとつで、食べたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
そのスパムむすびが大きさでギネス認定されていることをご存じですか。
2012年9月にハワイで作られた628ポンド(約284キロ)です。
今、その記録が塗り替えられようとしています。
新記録はハワイではなくテネシー州
今回作られたモンスター級のビッグスパムむすびは、ハワイではなく、テネシー州で作られました。その大きさはなんと1120ポンド(約508キロ)です。現在ギネスに認定されるのを待っています。
認定されるとテネシーに記録が移り、ハワイ名物なのに残念という印象ですが、このビッグスパムむすびを作るきっかけがとてもすばらしいです。
ビッグスパムむすびが誕生した動機とは
ビッグスパムむすびを誕生させたのは、Kimo's Hawaiian GrillのオーナーDar Place氏とその奥様です。
記録に挑戦するきっかけは、新型コロナウイルス-COVID19-により増加したホームレスの方に食事を提供するためでした。
現在はテネシーに在住のオーナー夫妻ですが、10年ほどハワイに住んでいたときにアロハ(ALOHA)の心を学びました。”困っている人を助けたい”という気持ちが、ビッグスパムむすびを生んだのです。
<Kimo's Hawaiian Grill>
最後に
ご存じの方も多いと思いますが、”ALOHA”の意味はこちらです。
人にやさしく、傲慢にならず、ときには耐え忍ぶことで、周りとの調和をはかれば、全員が幸せに過ごせるという言葉で、「Hi! ALOHA!」と明るいあいさつの中には重みのある言葉がたくさん含まれています。
まさに今回のオーナーの行動は”ALOHA”の言葉がぴったりですね。