ハワイに行くと目にすることが多いフラ、時には楽器を持って踊っていることもあります。
楽器の名前、材料など、知っているとよりフラを楽しむことができます。
フラショーで最も目にする楽器はウリウリ
ウリウリという名前だけ聞いても、どのような楽器なのか想像できませんね。
こちらがウリウリです。
こちらをご覧になって「見たことある!」と思われた方も多いと思います。
それではウリウリについて詳しく見ていきましょう。
ウリウリはどんな楽器?
ウリウリは手に持ち、手首を回転させながら振ることで音を出します。音はマラカスのような音に近いですが、音が出るガラガラの入っている位置がマラカスとは違います。
上の写真の下の丸い部分が音を出すところになりますので、マラカスのように上下に振るのではなく、手首を180度ぐらい回転させながら振ることで音を出します。
何でできてるの?
上部は赤、または黄色に着色された羽がたくさんあしらわれています。羽の色は赤&黄色が一般的ですが、赤い部分が緑、紫、茶色などもあります。
音を出している下部はひょうたんです。その中に植物の種子や小さい貝が入れられています。
また持ち手の部分は籐が巻いてあります。
値段は?いくらぐらいするの?
日本で購入する場合、サイズなどによって違いはありますが、現在※は17,000~24,000円ぐらいが相場のようです。
ハワイから商品が入りづらくなったりすると金額が高騰します。2018年に購入した時は16,000円で購入できました。
※2021年4月現在
どうやって使うの?
ウリウリをひとつずつ手に持ち、手首を回転させながら振ることで音を出します。足(太もも部分)や肩にひょうたんの部分を当てて音を出すこともあります。
使用する際のポイント
左右に揺らすだけで音は出ますが、手首をしっかり回転させていないと音が弱く、また見た目にもインパクトがありません。
ウリウリを使用する際のポイントは次の2つです。
ウリウリの羽の部分を180度以上回転させる
ウリウリは手首をグリン、グリン回転させながら振りましょう。左右に振っているだけでは、振っている内に入りません。
持ち手を強く握らない
強く握ってしまうと手首の回転が抑えられてしまいます。親指・人差し指で持って、ほかの指は力を抜くと手首をやわらかく使えます。
初心者の場合、落としてしまう不安から、どうしてもギュッと握ってしまいます。強く握るとすぐに持ち手の籐が緩んできます。
ウリウリを使ったフラショー
ハワイのアラモアナショッピングセンターではウリウリを使った無料のフラショーを観ることができます。
さいごに
ウリウリはフラの楽器の中でも一番扱いやすい楽器で、しかも華やかなので、大人気の楽器です。空港や街中でマラカスのような音が聞こえてきたら、近くにウリウリを使って踊っているフラダンサーがいるかもしれませんね。
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